県内唯一のKボールの野球チーム「東広島選抜」は10月11~13日、千葉県で開催される全国大会へ出場する。9月27日には東広島運動公園のアクアスタジアムで、京都選抜と福岡選抜と親善試合を行い、汗を流した。
Kボールは軟式野球から硬式野球へのスムーズな移行を目指して、重量と外径は硬式と同一、内部構造は軟球と同じ構造で開発されたボール。東広島選抜は軟式野球部を引退した東広島の各中学3年生が、高校入学までの半年間を埋める目的で昨年結成。今年は12人が集まり、8月からチームとしての練習を始めた。
黒瀬中3年の百々楽人キャプテン(14)は「優勝を目指す」と意気込んでいる。
同チームのサポートをしている伯和ビクトリーズの北舛宏喜さんは「まだまだ知名度の低いKボールだが、徐々に広がることで子どもたちの野球レベルの底上げになれば」と話していた。(新海)