東広島市は超小型電気自動車10台を公用車として導入した。
車種はトヨタ車体製のCOMS。一人乗り。家庭用のコンセントで充電でき、約6時間で満充電となり、1回の充電で市街地を約50走行できる。
デザインは、市章がついた緑色と、赤色の車体の2種類。本庁に5台、黒瀬、河内、福富、安芸津の支所にそれぞれ1台、消防局に1台配置する。
10月19日の納車式には蔵田義雄市長をはじめ、市職員やトヨタ自動車・トヨタ車体の社員ら関係者10人が参加。蔵田市長が試乗し、「環境先進都市の実現に向け活用していきたい」と話した。
市は今後、低公害車の普及を推進し、低炭素社会の実現を目指すため、実験的に超小型電気自動車の利用を進め、費用や環境への影響について実績を検証していくことにしている。(小林)