詐欺被害防止を寸劇で呼び掛ける署員
高齢者を狙う特殊詐欺から身を守ってほしいと、デイサービスなどを運営する東広島市西条町御薗宇のツクイ東広島西条は１１月２４日、同所内の高齢者福祉施設ホールで西条駅前交番署員を招き、寸劇などによる啓発イベントを行った。介護利用者、介護職員など約２０人が参加した。
寸劇では、女性署員が大岡越前に扮し、全く反省していない詐欺の犯人を裁く寸劇を披露。笑い声が飛び交った。
劇のシナリオを書き、犯人役を演じた檜 伴幸警部補は「私だけはだまされないという過信は禁物だということを伝えたい。寸劇の要請があればどこへでも行きます」と話す。
利用者の西条町田口の山口善市さん（８０）は「楽しみながら学べた」と喜んでいた。 （新海）
