東広島署原駐在所は12月9日、東広島市八本松町原の原保育所で、年末の交通安全啓発と地域交流が目的のイベントを開いた。地域住民と園児らが、信号機の色に見立てた3色の餅を作って、ドライバーに手渡した。
餅は、青のり・みかん・紫いもで色を付けた。秋に劇・おむすびころりんを演じた園児たちは「お餅つきってお餅が重いね」「丸めるのが楽しい」と笑顔。重田瑞枝保育所長は、「地域交流は子供たちに多くの体験がもらえます。近年地域の合同イベントが増えうれしい」と話した。鈴木弘江さん(80)は、「日頃は子どもたちと過ごす時間が少ないが、知識を生かせて、子どもたちも喜んでくれる。笑顔いっぱいでうれしい」とほほ笑んだ。
山田博文巡査長(38)は、「われわれにできる世代を超えた交流のきっかけ作りになれば。年末年始の交通事故撲滅の啓発活動を地域全体で行い、交通安全の意識を身近なものに高めたい」と話した。(奈須)