頼山陽広場を掃除する竹原高生徒
竹原市竹原町の県立竹原高校の生徒が、竹原にゆかりのある偉人・頼山陽について学んでいる。
頼山陽は同校の校歌の歌詞にもなっているが、どのような人物かを知る生徒が少ないことから、教員が「頼山陽を知る」というグループを作った。１年生８人が所属し、総合的な学習の時間を利用して、月１回、町並み保存地区入り口の頼山陽広場の清掃活動を行ったり、頼山陽に関連する場所を訪れたりして、知識を深めている。
１年生の川本葵花さんは「学ぶようになって、まちの中にある頼山陽に気付くようになった。もっと知りたい」、発案した森岡浩人教諭は「地元の文化を次の世代に残したい。郷土愛につながればうれしい」と話していた。 （橋本）
