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心に残った本をポップで紹介 コンテストを児童が企画

  • 2021/04/14

ポップを手に笑顔の受賞者ら

 

 東広島市西条町寺家の市立平岩小学校(吉山礼子校長、360人)で12月17日、ポップコンテストの表彰式が開かれた。ポップコンテストは、読んで好きになったり、心に残ったりした本を一枚のポップで紹介することでもっと本に親しんでもらおうと図書委員16人が初めて企画した。全校児童がポップを提出し、8人を表彰した。

 最終選考に残った各学年6人、計36人の作品から、絵本作家の朝川照雄さん、地域・保護者の図書ボランティア「トトロの会」の藤原桃子さん、家庭教育セミナー講師の田嶋英子さん、古山校長の4人が2作品ずつ選び、8人に賞を贈った。
 “おたずねもの姉妹の探偵修行”を紹介し受賞した6年生の植村菫さん(12)は「将来は絵本作家になりたい。好きな探偵ものを中心に、色んなジャンルの本を読んでいきたい」と喜んでいた。
表彰式では、朝川さんの絵本の読み語りもあり、「多くの本に出合うことで人生を乗り越える力ができる。これからもたくさんの本を読んでほしい」と子どもたちに呼びかけた。(新海)

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