（仮称）西条バイパス道の駅の完成予想図
東広島市は、国道２号西条バイパス沿いに整備する（仮称）西条バイパス道の駅の基本計画を策定した。
道の駅は、西条バイパスと前谷磯松線が立体交差する地点の北東側約２・６に整備。▽市の観光資源や特産品などの魅力発信▽子どもが自由に快適に過ごせる▽安全・安心の提供―の３つを基本コンセプトにしている。
基本計画には、地元食材を活用したレストランや、地元農水産物・特産品などの直売施設、屋内子ども向け遊技場、ベンチやテラスを配置した屋根付き屋外イベント広場、授乳コーナー、有料シャワー施設などの整備を盛り込んだ。
この他、西条バイパスの通過車両が将来、４万台になることを視野に入れ、２２１台分（うち大型車８３台）の駐車場を整備する他、防災トイレやヘリポートなども設け、防災拠点としての機能も持たせる。
総事業費は概算で約２０億円。今年度から測量・地質調査や、用地買収などに入り、平成３２年度中の完成を目指す。施設の整備や管理運営は、ＤＢＯ方式やＰＦＩ方式など官民連携の手法も検討する。
市内の道の駅は、福富町の「湖畔の里福富」に次いで２カ所目となる。（日川）
