児童に行政について理解してもらおうと、2月8日、東広島市西条吉行東の市立東西条小で「行政相談出前教室」があった。出前教室は、小・中・高の児童・生徒に人の一生とかかわる行政の役割や、自分たちの意見や要望で暮らしを良くしていくことができることを実感してもらおうと、総務省の職員などが講師となり県内各地の小中高等学校で開催している。
この日は、同小6年生の約60人が総務省中四国管区行政評価局の職員から、地域の要望で横断歩道が塗り直された改善事例などを学んだ。児童を代表して6年生の松近尚彦君(12)は「暮らしの中で困った時に相談するところがあると分かった。これからの生活に生かしていきたい」とお礼の言葉を述べた。 (松永)