JR西条駅前に完成した東広島芸術文化ホールくららのオープン(4月1日)を前に、3月26日、開館記念式典が開かれた。
式典には関係者275人が出席。蔵田義雄市長は「文化芸術活動の拠点として、近くにある酒蔵通りなどと合わせて、まちのにぎわいづくりに取り組んでいきたい」とあいさつした。
この後、ホールの開館に合わせ、昨年4月に発足した小中学生と高校生でつくる「市くららジュニアオーケストラオーケストラ」(89人)が、市歌など2曲を演奏。菊池由香里さんのピアノ演奏に合わせ、メゾソプラノ歌手の森明子さんがのびやかな歌声で開館を祝った。
また、市民ギャラリーでは、池坊東広島橘支部の140人が祝花でもてなした。
式典の後、女優の泉ピン子さんが記念講演を行い。市民0900人が聴講した。泉さんは、「おんなは一生懸命」をテーマに講演。
「おばさんは目先の欲だけ。おまけが好き。いい人は物をくれる人。ああ言えばこう言う女だから政治家に向いているけど手を染める自信があるので断っている」などと、《泉流》の言い回しで会場を沸かせた。(新海)