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タイの学校校長が平岩小訪問

  • 2021/03/30

 

 

 日本の先進的な教育現場を視察し、山岳民族の教育に生かしたいと4月21日、タイのバンチャン学校校長ソムジット・ターカムセインさん(42)が東広島市西条町寺家の平岩小学校を訪れた。
ソムジットさんは2年生と5年生の授業を視察。5年生からの「タイと日本の小学生は何が違いますか」の質問に、ソムジットさんは「日本の小学生は元気いっぱい。先生からの問いに積極的に手をあげ、楽しく学んでいるところも素晴らしい」と答えていた。児童からは「名前をタイ語で書いて下さい」や「タイにもじゃんけんがあるのですか」の要望や質問も飛び交い、教室中が歓声に包まれた。その後、1年生の給食風景も見学した。
 バンチャン学校は幼・小・中学校が併設の教育機関で、4歳~15歳までの約240人が学んでいる。タイ北部のチェンマイから北に車で4時間、山岳地に位置するカレン族の村にある。元西条農業高校校長の宮田海山さん(75)が仲間と20年以上、タイの小学校に黒板や毛布などを寄付する活動に取り組バンチャン学校とも約10年のつきあいがあることから、ソムジットさんの訪問が実現した。(新海)

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