東広島市は7月4日から、コンビニエンスストアなどでマイナンバーカードで証明書を発行するサービスを開始した。全国ではことし6月1日時点217市区町村が同サービスを実施。県内での導入は広島市に次いで2番目。
全国のコンビニエンスストアに設置されたマルチコピー機の端末に、利用者用電子証明書付きのマイナンバーカードをかざすことで発行できる。
利用時間は6時20分~23時。12月29日~1月3日やメンテナンス時以外であれば土日祝日も利用できる。
発行できる証明書は「住民票の写し」「印鑑登録証明書」「戸籍全部(個人)事項証明書」「所得証明書」「納税証明書(軽自動車税納税証明書・継続検査用を除く)」の5種類。手数料は窓口と同じで各1通200円。戸籍のみ1通450円。
7月4日、セブンイレブン東広島西条中央4丁目店で行われたサービス開始のセレモニーでは、蔵田義雄東広島市長が実際の発行手順を体験。蔵田市長は「すんなりと発行できた。市民にもコンビニを利用しながら広く使ってほしい」と話していた。 (小林)