独立行政法人国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊としてザンビアに派遣される広島大学大学院国際協力研究科2年生の畑美咲子さんが6月20日、東広島市役所に蔵田義雄市長を表敬訪問した。
JICAは年に4回、JICAボランティアを海外に派遣。同ボランティアには青年海外協力隊とシニア海外ボランティア、日系社会青年ボランティア、日系社会シニアボランティアがあり、専門分野の知識や経験を生かし、発展途上国の支援を行っている
畑さんは2年間同大学院を休学し、ザンビアへ。広島大学とJICAの連携プログラムの一環として、ザンビアの教育についての調査を行いながら、科学や生物などの理科を日本の高校1~2年生にあたるザンビアのこどもたちに教える。畑さんは東広島市高屋町生まれ。大学を卒業後は英語教諭をめざし、同大学院で勉学や研究に励んでいる。ことし2月にもインターンシップでザンビアの大学に通った経験があり、「微力でもザンビアの子どもたちの学力向上に貢献したい」と意気込んでいた。
蔵田市長は「何にも変えがたい経験をしてきてください」と激励した。(小林)