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地方創生と若者テーマ 学生・有識者ら討論

  • 2023/03/02

 

 産学官連携シンポジウム「地方創生の未来とジレンマ」が7月2日、東広島市市民文化センターで開かれ、学生など約300人が熱心に耳を傾けた=写真。東広島商工会議所青年部が主催。 
シンポジウムは2部構成。1部では行政・企業関係者や、有識者ら7人が「地方創生に若者は必要か」「東広島でどのように地方創生を進めていけばよいか」などをテーマに討論。リクルートワークス特別研究員の海老原嗣生さんは「地域に若者を呼び込むために何かをするのではなく、面白い事業を展開すれば若者はついて来る」と提言した。蔵田義雄東広島市長は「東広島市にはオンリーワン、ナンバーワンの企業が多い」と特色ある産業をPRした。
2部では、7人の大学生も加わり討論。学生からは「企業の良いところよりも、どんな苦労を乗り越えて来たかなど企業の本音の部分が知りたい」、「心の自立をサポートする制度を整えてほしい」などの意見が出された。企業側からは「ワークライフバランスを考え、会社に縛られたくない、一人で自立したいと考える若者が多いのではないかと思っていたので意外に感じた」という声が挙がっていた。(小林)

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