西条酒造通り観光案内所は東広島市西条本町のくぐり門で7月3日、くぐり門まちあそび講座「絵手紙で酒ラベル作り」を開いた。14人が参加、絵手紙でオリジナルの酒ラベルを作った。
福美人酒造が、ラベル貼り付け前の特別ビン酒を同講座のために用意した。講師には日本絵手紙協会公認講師の中原久美さん(68)を招いた。参加者は、中原さんから初心者でも描きやすいコツを学び、120分でラベル2枚を作成した。受講した高屋町の山根慶子さん(73)は、「楽しかった。心のままに没頭して描けました。オリジナルだから愛着が湧いて、開封できそうにありません。家のカウンターに置き、巣立った家族の帰省を待ちたいですね」とにっこり。中原さんは、「皆さん、良い作品を作られました。絵手紙は年齢関係なく楽しめます。同じものを7人が見て描いても7通りの表現になります。オリジナルの味わいですね」と目を細めていた。くぐり門まちあそび講座は、毎月第1日曜日に内容を変えて開催している。(奈須)