中国の成都市第十八中学の生徒10人が7月12~13日、東広島市黒瀬町大多田の武田中・高校を訪れた。広島県主催で7月10~15日に行われた「平成28年度四川省青少年交流団受入事業」の一環。
一行は、茶道や和食、武道など日本の文化について紹介する授業や、中国語を使ってコミュニケーションを取ったり、中国の文化を学んだりする授業に臨み、交流を深めた。
武道の授業では、中国語や英語を用いて、柔道と弓道について紹介。柔道のルールや技のかけ方のほか、武道の精神について学んだ後、中高の柔道部員ら18人と一緒に、基本練習を実践した。
同中高では授業での交流のみならず、一部の生徒はホームステイも受け入れた。
ホームステイを受け入れた武田高の岡田奈々さんは「コミュニケーションを取るのが難しかった」と話していた。
今年8月には、武田中高の生徒3人が第十八中を訪れ、交流する予定。 (小林)