東広島市鏡山の西条農高の馬術部は7月21~22日、静岡県の御殿場市馬術・スポーツセンターで行われた第50回全日本高等学校馬術競技大会に出場した。
大会には全国から地区大会を勝ち上がった36校が出場。馬術競技の一つで、飛び越さなければならない障害が設置されたコースを乗馬しながら周回する「障害飛越競技」で技術を競った。同校は3年生の谷川繁幸さん、栃木晃稀さん、髙村昇汰さんが出場。2回戦で敗れ、ベスト12という記録を残した。
主将の谷川さんは「1回目は何とかコースをまわり、戻ってくることができたが2回目は焦って失敗し、悔しい思いをした」、髙村さんは「先生や先輩、後輩の応援が力になった」と大会を振り返った。
栃木さんは、第27回全日本高等学校馬術選手権大会の中四国予選会の個人戦で優勝。8月26~28日に東京都の日本中央競馬会馬事公苑で開催される全国大会に出場する。「団体で優勝できなかったみんなの思いも背負って頑張ってきたい」と意気込んでいた。(小林)