東広島市は8月4日、東広島市西条町御薗宇のグランラセーレ東広島で今年度初めての「市民協働のまちづくりトーク」を開いた。
市職員と市内の住民自治協議会の会長ら約70人が出席。防犯・防災、自治協運営、有害鳥獣などそれぞれ特に関心があるテーマごとに8つのテーブルに分かれ、それぞれのテーブルに市職員も参加して積極的に情報交換を行った=写真。市からは「家庭ごみの有料化」や「公共施設の適正配置に係る実施計画(案)」などの説明があり、各自治協の代表らと質疑応答が繰り返された。
小谷小学校区市民協働まちづくり協議会の加栗建男会長は「地域によって都市型、農村型などの違いはあるが、抱えている課題には共通点も多い。お互いに情報交換ができ、協力できる機会がもてる場になる」と感想を話した。
この会は平成24年から毎年2回開催、市が重要な情報を伝えるほか、各自治協間の情報交換の場となっている。過去に志和堀小学校区住民自治協議会が空き家対策についての事例発表を行ったことを機会に、空き家活用のための交付金がはじまるきっかけにもなっている。(西村)