社会福祉法人広島県リハビリテーション協会(河内昌彦会長)は8月2日、平成28年度ベトナム介護福祉士候補者受け入れ研修事業で、2人を招いた。平成26年度に定められた日本・ベトナム経済連携協定に基づき、外国人の就労が認められていない分野で、公的な枠組みで特例的に受け入れた。
2人はマイアインさん(25)とハンさん(23)。同協会が運営する八本松町原のデイサービスセンターときわで働きながら、1日に2時間の日本語授業(日本語教師2人体制)を受け、3年後の国家試験合格をめざす。
マイアインさんは、「千葉にある幕張国際研修センターで2ヵ月間学び、東広島に来ました。みなさん優しくて、安心しています」、ハンさんは、「前から日本が大好き。候補者に選ばれた時にチャンスだ、と思いました」と目を輝かせていた。河内会長は、「最大限のサポートをします。私たちと一緒に利用者の幸せをサポートしていきましょう」と2人に語りかけた。(奈須)