東広島市鏡山の広島大学(越智光夫学長)は8月2日から大学構内2カ所で、生物生産学部の学生が主体となって作った酒かすアイス「オリゼさんのアイ酒」=写真=の販売を開始した。
三次市布野町の地酒の酒かすを使用した「布野の酒」と、同市作木町の地酒の酒かすを使用した「わかたの酒」の2種類。「布野の酒」はフルーティーな甘さが、「わかたの酒」は力強い酒の香りが特徴。どちらもアルコールは1%以下で、各300円(税込み)。
昨年7月、1年生対象の科目「教養ゼミ」で、三次市の道の駅ゆめランド布野に実習に行ったことがきっかけで、学生のアイデアから生まれた商品。開発には、教養ゼミに参加していた生物生産学部の学生に、同大の大学院生らが加わった。 三次市と、道の駅ゆめランド布野の協力も仰ぎ、1年をかけて商品化。今年7月にゆめランド布野で販売を開始し、8月からは大学構内の北1と北2のコープショップで販売を始めた。
(小林)