学校給食に対する興味や関心を高めてもらいたいと東広島学校給食センターが7月31日、施設を開放。約550人の親子が訪れて調理場内を見て回り、スタンプラリーや食習慣を身につける紙芝居などを楽しんだ。
親子は「1台の機械で一日に何枚の食器おぼんを洗っているでしょうか」など6つのクイズに答えながら調理場を探索した。一度に800人分が作れる大きな釜をかきまぜた東西条小学1年の有本瑠菜さん(6)は「楽しかった」と笑顔。毎日の献立を考えている栄養士の小森智美さん(56)は「食べることを好きになり、大事だと感じてもらえたら」と話していた。
東広島学校給食センターでは、市内にある小学校18校、中学校7校の約1万食分を70人で調理。3トラック15台で配送している。学校と給食センターが離れているため、少しでも身近に感じてもらいたいと、開所した平成20年から毎年開放イベントを開催している。 (新海)