広島県は、大学3年生を対象にした、今年度の県庁インターンシップを8月1~5の5日間行った。県内15機関で47人を受け入れ、うち3人は東広島にある広島県立教育センターに配属された。
3人は、東北大学の土井裕貴さん(20)、安田女子大学の宮地姫乃さん(20)、広島大学の浜原あゆみさん(21)。出身地の広島県で公務員になりたいという土井さんは「単位をほとんど取り終わった大学3年の夏が県の仕事に携わるチャンスだと思い迷わず応募した。センターは学校の先生の教育機関。丁寧な指導で勉強になりました」と目を細めていた。同センターの高田英弘所長は「広島で育った子どもが大学進学で別の都道府県に出て行ってしまう。しかし就職では広島に戻ってきて大いに活躍してほしい」と話していた。(奈須)