「2016ピースベルフェスティバル広島~平和だからこそこんなにも楽しい~」(同フェスティバル広島実行委員会主催)が8月6日、東広島市志和町志和西の志和中学校で開かれた。ことしで9回目。
出演者を含め500人が参加。フラダンスや和太鼓、バンド演奏が行われた。被爆ピアノ「カズコのピアノ」が持ち込まれ、志和中学校有志合唱団の「結」の合唱などで使われた。
図書ボランティアあさがおによる「ゆきちゃんが見たピカドン」の読み聞かせもあった。
総合プロデューサーのユキヒロさんは、「ここ志和から始まった地域の手作りのフェスです。一人ひとりは微力かもしれない。でも人数が集まれば、大きな力になる。文化の力や音楽の力で、志和から世界に平和の尊さ、生きていることの素晴らしさを発信していきたい」と話していた。(奈須)