8月1日付で東広島市の酒造関係施設42件が国登録有形文化財になったことを受け、市は8月23日、所有者である酒造会社5社に同文化財であることを表す青銅製のプレートを手渡した。
今回、国登録有形文化財になったのは福美人酒造が14件、賀茂泉酒造が14件、亀齢酒造が6件、西條鶴醸造が5件、山陽鶴酒造が3件。ことし3月に開かれた文化審議会(宮田亮平会長)で審議・議決され、登録が決まった。市役所で行われた伝達式には、5社の代表らが出席。蔵田義雄東広島市長がそれぞれに登録番号などが記された登録証とプレートを手渡した。
蔵田市長は「登録は市にとっても喜ばしい。今後も手を携えて保存していきたい」と話していた。(小林)