パリ在住で東広島市出身のピアニスト・松元あやさんは8月31日、河内地域センターホールで無料のコンサートを開催した。松元さんは、バッハ作曲「パルティータ第2番」など4曲を披露。河内小学校の全校生徒47人と地域住民約70人が、流れるような美しいピアノの演奏に聴き入った=写真。
コンサートでは、各学年の代表1人ずつが「一人歌い」を披露する場面も。松元さんは、笑顔で子どもたちの歌を聴いていた。河内小学校では、1人1曲の持ち歌を持ち、授業開始時やリクエストされた時などに歌う活動を行っている。それを知った松元さんは、「子どもたちにたくさんの音楽に触れる機会を持ってほしい」とコンサートを開催した。
ピアノを習っているという6年生の佐々木響子さんは「とてもきれいな音で感動した。自分も上手に弾けるようになりたい」と目を輝かせた。 (西村)