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体験して身近なものに 西条農高で模擬選挙

  • 2021/03/16

 

 東広島市選挙管理委員会は9月7日、東広島市鏡山の西条農業高校で2年生274人を対象に選挙出前講座を行った。参院選で適用となった18歳選挙権の反省を踏まえて企画した。
 出前授業では、まず投票入場券や投票方法の違いなどの選挙制度について説明。投票するときのポイントや政策に反映される投票率の重要性なども示した。「未来の東広島市長選挙」をテーマに立候補者役の生徒2人の演説を聞き、全員が模擬投票をした。投票所での流れについても、生徒が受付などを体験し、実際に見て学んだ。
 参加した崎谷陽一君(16)は「投票について何も知らなかったけど、今回の講座で選挙を身近に感じることができた。18歳になったら投票に行きたい」と笑顔で話した。元教育長で東広島市明るい選挙推進協議会の山内吉治会長は「18歳を迎える前に選挙に対しての心構えを持ってほしい。どういう生き方をしたいかなど真剣に考えてほしい」と語っていた。
                (石田)

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