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6人が連携して人命救助 東広島市消防局が感謝状

  • 2021/03/16

 

 東広島市消防局は10月6日、東広島芸術文化ホールくららで、救急患者の通報からAED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生まで連携して行い、人命救助に尽くした6人に感謝状を贈った。
 世羅町の垣内晴子さん(44)、山本幸恵さん(55)、宗金美恵さん(54)、鈴木政子さん(67)、尾道市の西河哲也さん(55)、東広島市西条町の能見義史さん(29)の6人。6人は6月26日、くららで開かれた「近郷コーラスグループ交流発表会」に出演していた男性が心肺停止した際、迅速な人命救助を行い、男性は一命をとりとめた。「無我夢中だった」と119番通報をした垣内さん。能見さんが持ってきたAEDを、看護師の宗金さんが男性の体に装着し起動させた。西河さん、鈴木さんと一緒に心臓マッサージをした山本さんは「たくさんの方の協力があってできたこと。力になれてうれしかった」と話していた。
 東広島市消防局の林芳和消防局長は「一刻一秒を争うことなので、勇気ある行動に感謝しています」と6人を称えていた。 (石田)

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