理科実験の見学をするアフリカの教育者
国際協力機構(以下、JICA)とひろしま国際センターは11月29、30の2日間、JICA課題別研修のため広島を訪れている英語圏アフリカ7カ国の学校長や教育行政官10人を同市八本松南の県立教育センターに招き、県の教員研修制度についての研修を行った。
10人は、「日本の学校教育」「教員研修について」「教育センターの果たす役割」などを学び、実際に小学校のカリキュラムにある理科実験の体験などを行った。
30日は、広島県が現役の教職員の能力と意欲の向上を図り教育力を高めるために行っている「教員長期研修」について、研修中の4人の教員から、生の声を聞いた。日本の学校の仕組みや教員のモチベーションの上げ方、教育現場の実態などについて、さまざまな質問が出された。
ガーナから参加したチェイボ・アン・エステラさんは「自分の国との違いがよくわかった。役立つ情報がたくさんあった」と目を輝かせた。 (西村)