東広島市消防局は1月26日、同署で平成28年度東広島市消防職員意見発表会を行った。職員11人が発表。
1席を受賞したのは安芸津分署の西山雅消防士。テーマは『備えあれば憂いなし』。東日本大震災を例に、広域で同時多発的な大規模災害が起きたときに、救援救護全てに赴く困難さを指摘。「一人ひとりが自らを守り、周囲と協力して災害に立ち向かうことが大切」などと訴えた。
西山さんは4月14日に北広島市で行われる広島県消防職員意見発表会に出場する。聴講した中央中2年の渡部太良君(13)は「発表で得た防災の知識を持ち帰り、自分でできることはないか考えたい」と話していた。
(奈須)