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地域活性化の活動拠点に

  • 2021/01/27

見学者を案内する正岡康靖館長(右)

 

 古民家を改装した地域住民の集いの場所「三津福井館」が東広島市安芸津町三津に完成した。地域活性化へ向けた活動拠点として、3月1日から本格利用する。
 福井館は広島市中区の合人社グループが運営。同社代表取締役会長の福井滋さん(73)が空き家になっていた実家を「故郷のために活用したい」と改装。利用法を地域住民と模索する中で、安芸津町と同町周辺の住民らによる「安芸津町まちおこしボランティアの会」(坂本智則代表世話人)が発足。施設に会の事務所を置き、会員に無料で開放することを決めた。
 ホールにはテーブル席40席と大型テレビを設置。20畳の和室もある。現在、見学会を行っており、館内を見た地元の女性(70)は「気軽に集える場所ができうれしい」と話していた。
 見学会は月~金曜日の10時~16時。正岡康靖館長が館内を案内する。問い合わせは同館0846(46)0900へ。
(橋本)

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