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市内4大学の学長が市長と懇談

  • 2021/01/20

東広島市役所で行われた4大学連携学長懇談会

 

 幅広い分野での相互交流と連携の促進を図るため「東広島市4大学連携学長懇談会」が3月22日、同市役所で開かれた。7回目。平成20年に締結した「東広島市と大学との連携に関する協定書」に基づき行われた。
 蔵田義雄市長は「本市は20万都市を掲げており、地方都市として人口が増えている都市。学生が住みよい町づくりも課題となる。大学との連携強化を図り、意見交換をすることで、需要について学ぶ機会としたい」とあいさつ。
 広島大学の越智光夫学長は、「学生が下見完結型生活を送っていては、卒業後に世界に出て東広島市を語れない。一年に数回でも、市を周遊できるバスができればと思う」と述べた。
 市を周遊できるバス案は、大学間を結ぶバスや、大型ショッピングセンターや、歴史的建造物などを含めて市内を巡回するものなど。いずれも終点のないサークル状の環状バスが案として上がった。企業参加のお願い、バス会社との連携、市民・学生の利用者数の割り出しなど、低価格運営を目指して進めていきたいと未来を展望した。
(奈須)

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