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ホームソーイング全国大会 中央中の生徒2人が入賞

  • 2021/01/20

賞状を手に笑顔の田中さん(左)と藤井さん

 

 第37回ホームソーイング小・中・高校生作品コンクール(一般社団法人日本縫製機械工業会)の中学生の部衣服作品部門で、東広島市西条町下見、中央中3年の田中紗英さん(15)が2年連続となる優秀賞を、同中1年の藤井凜花さん(13)が佳作をそれぞれ受賞。同部門422点の中から選ばれた。田中さんは生地選びからこだわったという光沢のあるオフホワイトの生地で、かわいらしくロマンチックなワンピースを製作。スカートにギャザーをたくさん作り広がるように工夫した田中さんは「自分が着てみたい服を作った。自分で作ると愛着が湧く」とほほ笑んでいた。
 藤井さんはチェックのワンピースと同じ生地でバッグと帽子を製作。妹に特別な日に着てほしいと思いを込めて作った。藤井さんは「小学生の頃、曽祖母の作ってくれた服を着ていた。曽祖母の影響で服を作ってみようと思った」と目を輝かせた。
 田中さんの作品は4月27日~29日、東京ビッグサイトで行われる日本ホビーショーで展示される。2人は家庭科部員。家庭科部顧問の大井和美先生は「2人の受賞は、他の部員にもいい刺激を与える」と称賛した。※所属と学年は平成28年度。(石田)

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