うがち初めの儀を行う日本クライメイトシステムズの日浦敏樹社長
カーエアコン開発・製造の日本クライメイトシステムズ(日浦敏樹社長)は4月5日、東広島市八本松町吉川の吉川工業団地内で本社工場増築の起工式を行った。蔵田義雄市長や関係者ら約30人が出席。工事の安全を祈願した。
本社敷地の約4000平方メートルに鉄骨造り平屋建て2587平方メートルの工場を増築。これまで購入に頼っていたカーエアコンユニットなどの樹脂部品を、年間56万台分製造する予定。
起工式で日浦社長は「将来の収益改善のためには、内製化の拡大でコストの軽減を図ることが必須の課題だった。増築する工場棟は収益改善のための大きな役割と責任、期待を背負っている」とあいさつした。
増築する工場棟は2017年10月末完成。2018年3月から稼働予定。
(石田)