子どもたちに語りかける朝川さん
子ども読書の日(4月23日)を前にした4月21日、東広島市立中黒瀬小は、同市八本松飯田の絵本作家朝川照雄さん(64)を招き、読み語りの会を開いた。
全校児童と保護者約520人が参加。朝川さんは、おつりを多くもらった兄弟を描く「しょうじき50円分」など6冊の絵本をスクリーンに映しながら読み語り、参加者を絵本の世界に包み込んだ。児童たちは笑ったり、拍手をしたりと、ストーリーに引き込まれていた。
6年生の福澤心優さん(11)は「高学年になって絵本を読まなくなったけど、読み方が面白くて楽しかった。絵本の面白さを改めて感じた」とにっこり。
県内を中心に読み語り活動をしている朝川さんは「これからも子どもたちの記憶に残る読み方をしていきたい」と話していた。
(石田)