白市地区の景観
東広島市高屋町白市地区で街づくり活動を行っている白市景観形成委員会（大多和孝会長）が、「平成２９年度まちづくり月間まちづくり功労者国土交通大臣表彰」（国土交通省主催）を受賞した。
受賞は、地域住民が主体となって探訪ガイドなどのボランティア活動や、独自の景観形成基準（東広島市白市地区景観形成要綱）の策定を行うなど、地域ぐるみで歴史的景観の保全に貢献したことが評価された。白市地区は国重文の旧木原家住宅をはじめ、風情のある古い町並みが残っている。同委員会では平成８年１２月から市都市計画課の助言で地道に会合や勉強会を重ねてきた。
表彰式は６月１６日、東京都文京区で行われ、大多和会長（８４）が出席した。大多和会長は「（受賞は）皆で一生懸命いい町にしようと努力してきた結果。今後は、若い人が街づくりを引き継いで取り組んでほしい」と話していた。
（石田）
