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(SAT)

主権者教育の指針に学生に選挙出前講座

  • 2020/12/16

市長選に見立てた立会演説を熱心に聞く学生ら

 

東広島市選挙管理委員会と東広島市明るい選挙推進協議会はこのほど、広島大学(東広島市鏡山1)で選挙出前講座を開いた。
 同大学大学院教育学研究科の永田忠道准教授が指導する教育学部の1年生ら170人が受講。教職を目指す学生に、将来「主権者教育」を行う際の指針を示すのが目的で、市選管職員が選挙の仕組みや流れを講義した。
 講義室前には実際の選挙で使用される記載台や投票箱が準備され、本物さながらの投票所が開設された。東広島青年会議所のメンバー3人を市長選の候補者に見立てた模擬投票が行われ、学生らは思い思いの候補者に一票を投じた。
 講座に参加した、特別支援教育教員養成コースの渡辺祐樹さん(19)は「選挙のイメージがガラリと変わった。秋の知事選には実際に足を運んで投票してみたい」と意気込んでいた。
(茨木)

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