蔵田市長を表敬訪問した前田月里さん(左から3番目)
ヨットの世界大会への初出場が決まった市立高屋中1年の前田月里さん(12)が7月18日、蔵田義雄市長を表敬訪問した。前田さんが出場するのは、7月30日からブルガリアで開催されるOP級ヨーロッパ選手権。「世界の選手たちの技術を学びたい」と意気込んでいる。
OP級は、全長2.31m、全幅1.13mの小型ヨットに乗る、15歳までの種目。
今年3月中旬、神奈川県で行われた日本OP協会ナショナルチーム最終選考会で6位に入賞、ヨーロッパ選手権への出場が決まった。 前田さんは、1994年広島アジア大会金メダリストの父の影響を受け、小学1年生の時に3歳上の兄と一緒にヨットに乗り始めた。その後、兄の海陽さんは中学3年生の時にOP級世界選手権に初出場。「兄のように自分もいつか世界大会に出たいと思っていたのでうれしい」と笑顔。
蔵田市長は、「今まで練習したものを全て出し、思い切って頑張って」と激励した。
(板橋)