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想像膨らませちぎり絵体験 子どもら37人参加

  • 2020/12/16

モチーフに選んだ新聞紙を貼り付けていく参加者

 

 東広島市立美術館は7月29日、美術館南隣の八本松地域センターで、「すてきな☆ちぎり絵をつくろう!」を開いた。同美術館で8月27日まで開催中の第32回現代絵本作家原画展の関連企画。毎年絵本原画展に合わせて行っており、今年は幼児から小学生までの37人と保護者らが参加した。
 親子は原画展を見学した後、美術館ボランティアの助けを受けながら、新聞紙などを使ってちぎり絵を体験した。好きな絵本のキャラクターや、庭に咲いていた花など、思い思いのモチーフを作品に仕上げた。
 父親と参加した八本松小3年の檜皮真生君(8)はペンギンをモチーフにした。「ちぎり絵は、最初に想像していたのとは違う作品が出来上がるので面白い。ペンギンの羽の感じが新聞紙でうまく出せた」と話していた。
 母親と参加した高美が丘小4年の三戸村結衣さん(9)は原画展の出品作家鈴木まもるさんの「ふしぎな鳥の巣」からミドリフタオハチドリをモチーフに選んだ。「たくさんある新聞紙の中から、ハチドリに合う色を選ぶのが楽しかった。集中して疲れたけど、また家でも挑戦したい」と笑顔だった。
(茨木)

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