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【県立広島中2年生】根拠を示し議論を戦わす「ことば科」授業でディベート大会

  • 2022/03/02

根拠を示しながら、意見を述べる代表者

 

 東広島市高屋町中島、県立広島中の2年生が1月18日、ディベート大会を行った。論題は「日本はサマータイムを導入すべきか」。4クラスの各代表8人が出場、肯定側と否定側に分かれて、議論を戦わせた。
 生徒はそれぞれ肯定、否定側の両方を体験。相手の意見を予想して、考えられる資料を集め、ディベートに臨んだ。肯定側は「電気代が節約できる」、否定側は「睡眠不足による健康状態の悪化」などを根拠にした資料を集め、設定された制限時間の中で論じ合った。
 寺村允良君は「自分にはない考えが聞けて、いい学びになった」、奥本泰地君は「チームやサポーターのメンバーのおかげで、考えを組み立てることができた」とそれぞれ話していた。奥本実指導教諭は「ディベートを行うことで、根拠を示しながら自分の思いを話せるようになる」と話していた。
 ディベート大会は同校独自の「ことば科」の授業の一環。論理的な思考力と表現力を習得できるように、と1年生ではディスカッションやプレゼンテーション、2年生では日本語によるディベート、3年生では英語によるディベートに取り組んでいる。
(石田)

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