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「関心のあることを仕事に」JAXA職員が県立広島中・高で講演

  • 2022/03/02

講演するJAXAの白水正男さん

 

 東広島市高屋町中島の県立広島中・高に1月23日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員が訪れ、中学2年生~高校2年生までの生徒約800人を前に、JAXAの取り組みや宇宙開発について語った。
 講師は、JAXAのチーフエンジニア室でプロジェクトの評価などを手掛ける白水正男さん。過去の宇宙活動の歴史や、自らが携わったHYFLEX(極超音速飛行実験)などのプロジェクトを分かりやすく紹介した。白水さんは「プロジェクトの進め方は受験に似ている」と話し、「まずは実現可能で意義のあるゴールを決め、達成するためにどうやればいいのかを計画する」「模擬試験を受けて客観的に評価し、予想外のことへの対応も考えておく」と説明した。
 講演後、生徒から「白水さんにとって働くこととは何ですか」と質問されると、白水さんは「自分に関心のあることを仕事として、ある程度極めることができれば非常にいい。自分の好きなことを仕事に持てたことはうれしいこと」と答えた。
 講演会は、生徒の知見を広げ、進路実現の一助になればと学校側がJAXAに申し込み実現した。(茨木)

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