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(THU)

「主権者教育」考える 各世代が意見交換【明るい選挙推進大会】

  • 2022/03/02

「明るい選挙の歌」も披露された

 

 今年4月の統一地方選挙や7月の参院選を前に、東広島市明るい選挙推進協議会と市選管が1月30日、同市西条西本町の東広島市市民文化センターアザレアホールで明るい選挙推進大会を開いた。
 大会では「選挙の今を取り巻く諸問題に思うこと」をテーマに主権者教育を考えるパネルディスカッションが行われ、若年層・壮年層・高年層の各世代代表と教育者代表の4人が、それぞれの立場から意見を交わした。
 若年層代表の広島大学大学院教育学研究科1年生の細野温広さんは「若者世代が選挙に行かないのは、政治に興味がないわけではなく、(教育現場で)自分の意見を出して吟味する機会が少ないからだ」と分析。教育者代表で県立黒瀬高の溝口雄介教諭は「当事者意識を持たせ、何事にも自分事として捉える生徒を育てる必要がある」と地域と連携した主権者教育の必要性を述べた。
 大会には、廿日市市や尾道市、庄原市の明推協や広島大学教育学部の学生約30人を含む124人が参加し、有権者としての意識を新たにした。
(茨木)

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