利用者の前で篠笛の演奏をする児童たち
東広島市高屋町中島、市立高屋西小の篠笛クラブのメンバーは2月4日、同町杵原にある医療法人社団あんず会本田クリニックが運営するデイサービスセンター金泉高屋を訪れ、演奏を行った。今年で11回目。
訪問したのは、小学4〜6年生の19人。「こきりこ節」「さとの子守唄」など5曲を、利用者13人の前で演奏。児童の演奏に合わせて利用者が歌う場面もあった。児童の演奏に、涙を拭う利用者もいた。最後に、児童たちは利用者一人一人と握手をして、交流を深めた。
利用者の女性(94)は「楽しかった。一生懸命に篠笛を吹いていて、かわいかった」と喜んでいた。篠笛クラブ部長の6年生・山川紗輝さん(12)は「皆さんに楽しんでもらえたらという気持ちで吹いた」と話していた。
(石田)