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(THU)

オオサンショウウオ守ろう 一時保護施設を整備

  • 2022/03/09

 作業会で屋外プールの清掃を行う参加者

 

 東広島市は、同市豊栄町を流れる椋梨川に生息する、国の特別天然記念物・オオサンショウウオの保護と育成を目的に、地域住民や広島大学総合博物館、広島市安佐動物公園らと協力して乃美地域センター(豊栄町乃美)内にある廃校小学校のプールを活用した一時保護施設「オオサンショウウオの宿」の整備を進めている。
 3月13日には作業会が開かれ、地域住民や賀茂北高の生徒、市の職員ら約40人が、4月以降の試験運用を前にプール清掃や普及啓発用展示パネルの設置などを行った。
施設は、25mプールを利用した屋外施設とポンプ室を改修した屋内施設に分かれ、モニターカメラや、自動給水タイマーなどを設置して、24時間体制で環境管理を行っていく。屋内施設には、BMI値から判断した痩せ個体を保護する水槽5個、幼生を保護・飼育する水槽1個を配置し、椋梨川脇の井戸水を掛け流しで循環させる。

続き>>http://pressnet.co.jp/article/190404_04.php

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