2期目に臨む決意を語る越智学長
2015年から広島大学長を務めていた越智光夫氏(66)の再任が決まり、4月2日の記者会見で2期目に臨む決意を述べた。任期は4年間。
越智学長は、1期目の成果や課題を振り返った後、東広島キャンパスでは「宿泊施設や交流の場を備えた国際交流拠点を整備し、理系の世界的な研究拠点として拡充・強化を図っていく」と強調。さらに「東広島市と連携しながら、大学周辺の交通ネットワーク整備にも取り組んでいく」と述べた。
また、東千田キャンパスは人文・社会科学系の教育研究拠点、霞キャンパスは世界レベルの最先端医療と医系科学の研究拠点とそれぞれ位置付け整備していく考えも示した。
記者から、令和となる時代の広島大を問われると「WHYを考えられる大学にしたい。学生には専門以外の領域も学んでもらい、全体を俯瞰できる人になってほしい」と話した。 (日川)