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東広島ブランド地鶏の開発本格化 モデル鶏の試食会で意見交換

  • 2022/03/09

雌雄や部位によって調理法を工夫した料理

 

 東広島市や地元の生産者たちでつくる東広島ブランド地鶏開発振興協議会が4月9日、2021年の販売を目指し、昨年度から広島大と共同で開発を進めている東広島ブランド地鶏の原型となるモデル鶏の試食会を、西条本町の「佛蘭西屋」で開いた。市内の飲食店関係者と協議会関係者たち約30人が参加し、活発な意見交換を行った。
 試食素材には、広島大の日本鶏資源開発プロジェクト研究センター(都築政起センター長)が作出した「広大赤鶏」に、外来種のロードアイランドレッドを掛け合わせて生まれたひな鶏を、河内町の生産者が約5カ月間平飼いしたものを使用。「佛蘭西屋」の藤原修二総料理長が雌雄や部位によって調理法を工夫して、ささみのスープ、もも肉・むね肉のポワレ、手羽先・手羽元の唐揚げなど5品を準備した。
 試食会後には意見交換の場が設けられ、飲食店関係者からは「すっきりとした味わいで、歯ごたえもあっておいしい」「焼いた時の香りや鶏自体のうまみは改良の余地があるのでは」などと率直な言葉が聞かれた。

続き>>http://pressnet.co.jp/article/190418_02.php

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