「感謝の気持ちを忘れず、一生懸命に生きて」と呼び掛ける矢野会長
100円ショップ国内最大手の大創産業(本社・東広島市)の創業者である矢野博丈会長(73)が4月17日、広島大の教養特別講義に講師として招かれ、聴講した新入生に「何事にも感謝の気持ちを常に忘れず、頑張ってほしい」と訴えた。
矢野さんは、法学部・経済学部の講義室に集まった学生を前に講演。事業に失敗して夜逃げしたことや、自宅が火事に遭ったことなど、次々に困難なことに直面してきた半生を振り返りながら、「運や腕がないことが分かったから、一生懸命働くしか道はなかった」「多くの財産を失った火事のお陰で、100円でも貯金しようという、お金に対する感謝力が増した」などと指摘。一生懸命さと感謝力が国内外で約5000店舗を超える出店につながった、と強調した。
学生には「人様のために頑張るという勉強を重ね、心が通い合う本当の友達をつくってほしい」「21世紀は棚からぼたもちの人生はあり得ない。一生懸命生きてほしい」などを語りかけた。
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