太平洋戦争で海底に沈んだ戦艦「大和」の引き揚げ品などを紹介する企画展「海底に眠る軍艦—『大和』と『武蔵』—」が呉市宝町の大和ミュージアムで開かれている。
引き揚げ品として展示しているのは18点。大阪市の深田サルベージ建設が2016年に潜水調査をして引き揚げ、同ミュージアムに寄贈した。
装薬を収納、保管する直径約50cm、長さ約90 cmの46 cm主砲火薬缶は、円筒形の原形をとどめた状態で、ふたも合わせて展示。46 cmの主砲火薬缶は日本では大和と武蔵にだけ搭載されていたもので、ふたには火薬の種類や種目を記す表示札も確認できる。
この他、150 cm探照灯の架台の一部や、目標までの距離を計測する測距儀、空中線付き碍子なども並べられている。測距儀の内部には反射鏡やプリズムなども残っていた。
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