東広島市西条町御薗宇の西条タクシーはこのほど、サービスの質の向上を図るため、東広島商工会議所で、ユニバーサルドライバー研修を行った。
ユニバーサルドライバー研修は、タクシー乗務員の接遇向上のために、利用者とのコミュニケーション法や、車いすの取り扱い、乗降時の介助方法などについて学ぶもの。乗務員40人が受講し、高齢者や障害者など利用者別の接遇と介助の方法などについて、講義や実習で7時間かけて研修した。
上田俊介取締役は「お客さまとのコミュニケーションの方法や、車いすを使った実習など、現場に生かせることがたくさん学べた」と話し、「幅広いサービスと質を向上して、お客さまから選んでいただけるように、意識を高めていきたい」と力を込めた。
同研修は、全国福祉輸送サービス協会と全国ハイヤー・タクシー連合会が開発、推進している。同研修を行ったのは、東広島市のタクシー事業者の中で初めて。
(石田)