メモを取りながら味と香りのバランスを確かめる来場者
酒類総合研究所(東広島市鏡山)と日本酒造組合中央会(東京都港区)が共催する平成30酒造年度全国新酒鑑評会の製造技術研究会が5月29日、同市西条町田口の東広島運動公園で開かれ、全国から酒造関係者1551人が集った。
前年7月以降に製造された清酒の出来栄えを審査する全国規模の鑑評会で、清酒の製造技術と品質の向上を目的に1911年から開催し、107回目。
今回は前年度よりも7点多い857点が出品され、416点が入賞酒に選ばれた。そのうち、特に成績が優秀と認められた237点が金賞酒に輝いた。広島県からは38点の出品があり、18点が入賞酒、うち8点が金賞酒に選ばれた。福島県から22点が金賞酒に選ばれ、金賞受賞数で7年連続の日本一となった。
会場には都道府県別に出品作品が並べられ、来場者は少量ずつ口に含みながら香りの質や後味などを確認していた。
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