支持者を前に演説をする広島選挙区の立候補者(東広島市)
第25回参院選が7月4日公示された。広島選挙区(改選数2)には、7人が立候補し全国屈指の激戦区となった。自民党が初めて2議席を独占できるか、野党が自民党の議席独占を阻止できるかが最大の争点になっている。7月21日投票、即日開票される。
立候補しているのは届け出順に自民党新人の河井案里氏(45)(公明推薦)、諸派新人の泉安政氏(66)、無所属新人の玉田憲勲氏(61)、共産党新人の高見篤己氏(67)、諸派新人の加陽輝実氏(69)、無所属現職の森本真治氏(46)(立憲民主、国民民主、社民推薦)、自民党現職の溝手顕正氏(76)(公明推薦)。
自民党が1998年以来となる2人を擁立したことで、これまでの構図が一変。与党と野党の対立軸に、与党内のせめぎ合いも加わり、各立候補者が激しく票を奪い合う激戦となっている。
(日川)
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