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黒瀬・安芸津市立10校にエアコン整備【東広島市教委】

  • 2022/03/16

エアコンの稼働を喜ぶ児童たち

   

 東広島市教委は、黒瀬町と安芸津町内の全市立小中学校10校の普通教室にエアコンを整備した。昨年、国が設けた臨時特例交付金を活用し今年2月に工事に着手、7月1日から稼働が始まった。総工費は約3億4600万円。
 これまで、市内の市立小中学校の普通教室には、仮設教室と一部特別支援教室を除いて、原則としてエアコンは未設置だった。東広島市教委は全小中学校にエアコンを整備する方針を打ち出し、夏期の気温が高くなる市南部の黒瀬、安芸津の学校へのエアコン整備を先行した。今後、統合や大規模改修が予定されている9校を除き、残りの市内29校の普通教室にもエアコンを設置していく。民間ノウハウを活用したPFI方式での整備でコスト削減を図り、来年6月末までの整備を目指す。
 7月1日、安芸津町三津の三津小では、児童たちが楽しみに待っていたエアコンの風に当たりながら笑顔を見せていた。東広島市教委教育総務課の直井靖次長は「涼しい中で集中して勉強を頑張ってほしい」と話していた。
(石田)

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